香炉の胴体部は鏡面仕上げを施し、 伝統の象嵌技法と着色法で制作した逸品作品です。 胴体周りには"蝶の図"の色絵象嵌を施しています。 色絵象嵌とは赤銅や四分一銀等の様々な金属を 多様して金属表面に象嵌。 着色は伝統の煮色で着色した点金色です。 胴体口部には純銀製のオトシが入っています。 純銀製・蓋の摘み部は抽象の薔薇と葉の透かし 細工造りになっています。 京都の伝統金属工芸の技術を多様して造った 逸品の香炉です。 ※赤銅(しゃくどう)銅に3%〜5%の金を加えた 合金です。象嵌細工等の工芸品に用いられ、 煮色処理をすると青紫がかった 色合となります。 ※点金色(てんきんしょく)鏡面仕上げを施した 黄銅製の制作物を古くから伝わる着色液に、 煮ながら浸した着色方法で黄銅の結晶が模様に なり画像の様な色合になります。 ※銀925とは純度が一番丈夫で加工しやすく、硫化 しにくい(黒くなりにくい)ので最も品位の高い 銀とされています。純銀製では柔らかく仕上げや 加工がしにくいので75/1000が主に銅合金を使用 しています。 ※黄銅製とは銅を主とし亜鉛を含む合金です。 主に銅が60%〜70%亜鉛が30%〜40% ■製造 梅都工房 「梅都工房」は(有)京都銅器工芸にてデザイン・プラニング・製造された製品のブランドです。 「梅都」は明治時代後期より続く由緒ある蝋型鋳物師の名跡です。 ■製法 伝統的な蝋型鋳造法により原型を制作。 研磨、彩色等京都の職人が一つ一つ手作業で仕上げております。 ■デザイン 三代目平安梅都によるオリジナルデザインです。 京都らしい、洗練されたデザインは海外でも評価され、販売実績がございます。 ⇒三代目平安梅都の略歴を"京都工芸舎について"からご覧になれます ■鋳造 梅都工房造 ■彫金 象嵌…山本英顕 作 ■材質 香炉・胴体部…黄銅製 香炉・蓋部…銀製(銀925) 香炉・オトシ部…銀製(銀925) ■仕様 伝統の煮色着色…点金色 ■サイズ 香炉…径80mm 高さ92mm ■付属 桐箱付
購入1,360,800円(税込み)