16〜17世紀の初め頃、日本の茶人が切型を示して朝鮮陶工に焼かせた三島茶碗です。側面の周囲に菊花文の大小の花を巡らせ,上段に3段の花を巡らせています。同部を引き締め端反りで、片身代わりなっています。大きさ:口径13,2cm 高さ8,7cm造形:見事なろくろ技術で、男性的な力強い半筒形の茶碗です。風格を備えた名碗です。また古い高麗茶碗の特徴である茶溜まりに3点の重ね焼きをした目跡が残っています。土は鼠色で高温で焼成されています。高台:名工の技量あふれる力強い竹節高台。推定年代:16世紀末〜17世紀初来歴:400年続いた岐阜県の名家に伝世した茶碗です。状態:無傷、当時の古箱の共箱入。箱書: 天保6年(1835)記名の箱書価格:特別奉仕価格 100万円です。
購入1,000,000円(税込み)