■歳月を積み重ね、今に蘇る香りと味。 本格焼酎「金計佐」は、昔ながらのかめ壷で じっくりと仕込み、古き味わいを再現する 木樽錫(すず)蛇管で蒸留した古式ゆかしい 芋焼酎です。伝統の製法によるどっしりと した奥深さと芋焼酎本来の旨味と香りをお 楽しみください。 ■芋焼酎 25度 乙類 1800ml ■原材料 さつま芋 米麹(白麹) ■新平酒造 [産直鹿児島県]【金計佐(きんげさ)】25度1800ml 古式ゆかしい木樽錫(すず)蛇管で蒸留手づくりで手間とコストのかかる「錫(すず)蛇管」を使用 煉瓦造りの「手造り蔵」 仕込み甕 【「金計佐」名前の由来】酒と火を結びつけた最初の人は古代ギリシャのアリストテレスと言われています。アリストテレスの四大説(火・地・空気・水の四つの要素が万物を構成している)から火と酒は古代ギリシャで結合し、やがて古代エジプトに花開いた「錬金術」と融合して蒸留酒は進化を遂げました。つまり、日本の蒸留酒の起源は、古代ギリシャであり、古代エジプトにあると言え、マクロな視点で考えれば、蒸留酒を進化・発展させた「錬金術」が、今日の芋焼酎を生み出したと言えます。弊社初代当主、新平金計佐(きんげさ)も「金」の文字を有しており、原点を忘れることなく錬金術のごとく技術を磨き、金のような最高級の芋焼酎を造り上げることをめざして名付けられたのが「金計佐」です。原点を忘れることなく、最後の一滴に至るまで熱き情熱を注ぎ込んだ芋焼酎。新平酒造の初心が、ここに込められています。※新平酒造より 「錫(すず)蛇管」とは錫(すず)は分子が粗く不純物を吸着する性質があり水を浄化すると言われており、かつては焼酎がまろやかで旨くなると錫蛇管蒸留機が数多く使われていました。手作りの手間とコストがかかることからステンレス製に取って代わられたそうです。 木樽蒸留器 錫(すず)蛇管 【錫(すず)蛇管蒸留のしくみ】 蒸留のしくみを簡単に言うと、蒸留糟のもろみに制蒸機から蒸気が吹き込まれ、もろみは 回転しながら蒸留され気化したアルコールは冷却糟のなかの蛇管をゆっくりと下りながら液化してゆきます。この蛇管も昔はよく錫製が使われていました。錫は熱伝導が良く、しかもイオン効果も高いため酒質がまろやかに円熟すると言われています。これは錫の分子構造が粗いために不純物をよく吸収しマイナスイオンを発生することによると考えられています。しかし錫は柔らかな素材のため機械加工がむずかしく職人の手によってその技術が伝承されるため、現在では錫製蛇管の技術者もほとんどいなくなりました。蒸留は造り手の技を生かす最後の仕上げとも言えます。 【瓶ラベル】 江戸時代から明治初期にかけて、ほとんど木樽の蒸留器で蒸留していました。明治時代のほとんどの焼酎蔵は、かめ仕込み、木樽蒸留器、かめ貯蔵が一般的な造りでした。木樽蒸留器で造られた芋焼酎は、木樽の木の香りがついているので、独特の香りと味があったそうです。また、昔から錫蛇管は焼酎の蒸留に使われていましたが、手づくりで手間とコストのかかる錫蛇管はほとんど姿を消し、ステンレスにとって代わりました。その古式ゆかしい木樽錫蛇管で蒸留した「金計佐」。古き良き時代の原点の味わいを表現するために、千社札をモチーフにしたラベルとしました。文字は千社札で用いられる江戸文字(髭文字)を使い、全体に木版画の風合いを出しています。神社・仏閣に奉納された千社札は、天井や壁に貼られ埋め尽くされてゆきますが、金計佐のボトルも、いつか酒屋や料飲店の棚を埋め尽くされることを願ってやみません。※新平酒造より
購入3,024円(税込み)